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今月の月刊 OGITAニュースをお届けします。

 

今月のトピック：「令和6年分 年末調整の変更点」について

 

早いもので今年も12月を迎え、年末調整の時期となりました。

今回は令和6年分の年末調整について、主な変更点を簡潔にまとめてお届けします。

 

【 定額減税の導入 】

今年の年末調整において最も大きな変更点は、定額減税制度の導入です。

内　容：令和6年6月から1年限りで実施される税制措置で、1人につき所得税3万円+住民税1万円の計4万円が減税されるもの

※ 同一生計配偶者や扶養親族がいる場合はその人数分、同額が減税されます

対象者：国内居住者で、令和6年分の合計所得金額が1,805万円（給与収入2,000万円）以下のもの

年末調整での処理イメージ：まずは例年どおりの流れで年税額の計算を行い、住宅ローン控除を行った後の所得税額から「定額減税額」を控除します

 

 

【 年末調整関係書類の様式変更について 】

給与所得者の基礎控除申告書 兼～

本人と配偶者の申告枠内に、定額減税対象チェック欄が新設されています

 

給与所得者の保険料控除申告書

書式の簡略化に伴い、以下の記載事項が削除されています

・生命保険料控除欄の「保険金等の受取人」の「あなたとの続柄」欄

・社会保険料控除欄の「保険料を負担することになっている人」の「あなたとの続柄」欄

 

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

令和7年分の扶養控除等申告書より、その提出が簡略化されています

・前年から異動がない場合「簡易な申告書」の提出が可能になりました

・「簡易な申告書」では、本人の氏名、住所、マイナンバー、および異動がない旨の記載のみで済みます

 

 

最後に、年末調整の詳しい内容や各種様式等につきましては以下をご確認ください

年末調整がよくわかるページ（令和6年分）｜国税庁

 

 

 

【 今月の納税情報　※主なもの 】

12／10（火）【納付】

11月分 源泉所得税

11月分 住民税特別徴収額

 

2025年 1／6（月）【申告・納付】

確定申告　…　10月決算法人

中間申告　…　4月決算法人

消費税中間申告（年3回納付のみ該当）　…　1月、4月、7月決算法人

 

 

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